会の理念 |
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土葬は日本古来から行われていたものでありまったく自然なものでした。
人間は土より生まれ土に還る、この自然の循環と摂理、その真の意味を再び取り戻し問わなければなりません。土葬の衰退は人間が申し分なく発達進化する上において多大な損害を被ることになります。
しかしそのことは現在ではほとんど忘れ去られたか一般にはまったく知られていません。ですから火葬場の普及に伴って、思慮深い知恵や、土葬の風習に従う以外はなんの抵抗もなく火葬によって葬られることになってしまっているのです。
また火葬に要する化石燃料、電気などは環境汚染破壊の一因ともなっていますが、今こそ自然と自分に優しい自然葬である埋葬、土葬の価値を見直して、この日本に於いて守り続けられなければならない大切な風習と考えるしだいです。
誰であろうと自分の進化の道を辿り、その尊厳が犯されてはならず、自然の恵みとともに生き、愛を持って人々やあらゆる生き物との連帯を意識し、平穏に住むことのできる世界、それは人間の権利であり、健康で寿命を全うすることは人間の義務であります。
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