土葬の会
お知らせ
懇親会が開催されました
また来年の再会を約して
4月22日
かねてよりご案内していたところの、土葬の会で初めての懇親会を催しました。
参加される方を駅まで迎えに行って、町ではすでに散ってしまった桜が平林の集落では満開となっています。薄曇りの空は残念なことに、いつも奇麗に見える富士山を隠していました。
健康不安や体調が優れない、都合がつかったなど様々な事情のお返事もありましたが遠くは九州や大阪から、埼玉と地元から8名の参加でした。
12時からの会合で、周りで採取されるミツバ、ウド、タラの芽などの天ぷらを添えた昼食を妻と沼田さんが用意しましたが、好評をいただいたことは幸いでした。
それぞれの土葬に対するお考えなどの意見交換をしましたが、会の存続をはかるにはどうしたら良いか、そのためには土葬の会の存在をどうやって知ってもらうか、また、親を土葬にしたかったが葬儀会社から全国でどこにも土葬の出来るところはないと断言された経験から、自分も先がないのではと早くから土葬が出来るところを探していた。土葬の会の存在や土葬が出来ることをほとんどの葬儀会社が知らない状況なので土葬を望む人がいても、葬儀会社にないと言われればあきらめてしまうだろうということでした。
火葬がいとも簡単に行われている背景について、火葬場で遺体が焼かれているのを見た経験がある人たちは、自分は焼かれるのは嫌だと感じたから、きっと焼かれているのを見たことがないにちがいない。だから一度でも見ると考えが変わると思う。
死に対してまじめに向き合っている。死んで土に戻ること自然であることを望んでいる。
などと自己紹介も通じて懇親を深めることが出来たと思います。
また来年も4月の今頃の日曜日に懇親会をしたいですねと話が決まりました。


懇親会の終了後、小雨の中を土葬墓地見学希望者と連れだって風の丘霊園へ
自由区画の敷地には桜が咲き花びらが散っていました。するとこのような桜のそばに埋もれて葬られるのはなかなかいいものだとの感想がありました。それに風の丘霊園と言う名前も良いと。いずれ墓友になるか知れませんね。

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