土葬の会
お知らせ
土葬による神道埋葬祭を初めてお手伝いさせて頂きました。2009年12月
神道霊園の分譲が行われておりますのでお申しつけ下さい。
この度、神主のご親族の方から土葬の会のホームページを見たということで連絡を頂きました。
お話によりますと神道は土葬であり、神道霊園もあるそうですが、そこに埋葬を予定して居られ土葬の方法についてお問い合わせを頂いたのでした。
同じ山梨の県内に土葬の会があったことを喜んで頂きまして、会としましても神道の方は初めてで、まして神道霊園へ赴いての埋葬でしたので戸惑いもありましたがお役に立てるならばとお引き受けすることにしました。
事前に場所を確認しておく必要と重機によって掘ることから搬入路や墓地の状況を知ることは滞りなく埋葬を進めるには不可欠な要素なので早速出かけました。そのような折、亡くなられたことから埋葬日程が決まるまでの間に急遽準備を整えることになりました。しかし、あいにく雨が続いていたのですが当日は打って変わって晴れ、良い天気になり一安心。余裕を持って早めに出かけて行きまして、ここの神道霊園は搬入路がなく階段となっているので搬送車からユンボを釣り上げて高さ1.5メートルほどの石垣上の墓地へと載せます。そして穴掘り作業が始まりました。幸いなことに良い土で大きな石があったとはいえ埋葬には支障なく掘ることが出来たのです。ここは真南に入り口の鳥居を通して富士を仰ぎ真北に広葉樹の山を背にして西にフルーツ公園を眺め、果樹園に隣接した良い場所です。
やがて葬儀を終えられたご親族の方と棺が到着し神道埋葬祭の始まりです。
棺をご親族とともに丁度頭が北に向く形で底に沈め、土が掛けられそして祭壇が設置され、雅楽が奏でられ厳かな雰囲気と好天に恵まれて粛々と執り行われました。最後に土を盛って墓碑を建て終わったのはもう薄暗くなっていました。毎度感じることですがむなしさはなく安堵の気持ちになるのは、安らかにそこに眠っていることが一生を終えたあるべき姿だからでしょう。ご遺族はもとよりご親族も故人とのつながりをいつも想起されるとともに埋葬によって新たな生まれ変わりへの準備が整い、そして年を経ていつの日か人知れずまたこの世に生まれ来た時に自身の形見より新たな生へと引き継がれることでしよう。
今日もまた埋葬を終えて、新たな感慨を抱きながら帰途へ、それは会の存在、土葬は宗派を超えて必要とされるであろうと。
なお、この機会に神道霊園の分譲に協力させて頂くことになりましたのでご紹介します。場所は山梨市で24区画ございますので神道関係の方に限定されますが土葬または墓地を希望される方は土葬の会へお問い合わせ下さい。

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